登檣礼

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誰かのための108の断片 037

親愛なる皇女マリーへ


先日あなたがお探しになっていたキーウィという鳥について、知り合いの冒険家からお話を聞いて参りました。
彼は、とある貴族からなぜキーウィには翼がないのか聞かれたことがあり、いろいろと調べたことがあるそうです。その時に聞いた神話がありますので、あなたにお話しいたします。


これは、森と神様と鳥たちのお話です。
アオテアロアの森には、タネという神様がいました。森の創造主にして守り神です。
ところがある日、その神様が困ってしまう事態が起きました。森の木がだんだん枯れ始めたのです。
神様は、自らの子である鳥たちを集め、話をしました。森が枯れたのは、地中の虫が木を食べてしまうからだ。誰か虫を退治する者はいないかと。しかし、鳥たちは黙ってしまいました。鳥が地べたを這い、虫を退治する。そんな辛いことはできないと。
すると、一羽の美しい鳥が言いました。
「私が行きましょう」
その鳥はキーウィでした。神様は言いました。地面の虫を探すためにはその美しい羽根を捧げなければならない。そして、虫を退治するためには虫を食べて生きなければならない。キーウィは言いました。
「それでも私は行きます」と。
神様は頷き、キーウィに魔法をかけました。
するとキーウィは、鮮やかな羽を失い、地の虫を食べる森の守護者となりました。神様はキーウィにいいました。
「おまえは、美しい姿と翼を失った。だが、おまえは皆に英雄として称えられ、永遠に語り継がれるだろう」



翼を失ったのは、その尊い魂の証というわけです。キーウィは正に貴族の鳥と言えるでしょう。
私もこれだけの魂を持った貴族でありたいと願います。


091119kiwi.jpg

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[ 2009/11/19 18:58 ] Geschenk | TrackBack(0) | Comment(0)
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